繊細さを抱えるあなたへ
私は、繊細な人こそが「真の強さ」を得れると思っています。
皆さんが抱える繊細さ、傷つきやすい自分に嫌気がさしている人へ。
この記事を通して——
今日が「繊細さ」を武器にする日になればいいなと思います。
フランスの田舎街で、ひとりになる選択をした理由
世界一周ひとり旅をしていると、
自由気ままで気楽そうに見えるかもしれないけど、
実際はぜんぜん「ひとり」じゃない日々が続いていました。
人好きな私は、出会いと別れを繰り返す、そんな慌ただしい毎日。
でも、どんなにいい人に見えても、
道端で出会った見知らぬ人をどこまで信用するか。
なにが起こっても自己責任。
忘れがちだけど、私は女で、力も強くない。
そんな中で、知らないうちにずっと張りつめていたのかもしれません。
「人疲れ」という感覚を覚えました。
誰にも会わず、ただ自分の心と向き合う
だから、今回の旅はちょっとだけ“ひと休み”。
誰にも会わず、自分を隔離できる田舎町にやってきました。
いつも通りでいるけれど、果たして心の中までそうかとは限らないですよね。
だからこそ、誰にとっても「ひとりの時間」って、大切です。
この静かな場所で、旅の3ヶ月をゆっくり振り返っています。
スマホからも距離を置いて……
ひたすら自分の心に向き合っています。
「私って、こんなに繊細だったんだ」
旅をしていて改めて思ったのは——
「自分って、こんなに繊細だったんだな」ということ。
ずっと、人の顔色を伺ってしまう。
自分とは無関係なことにまで、勝手に心を痛めてしまう。
そして気づけば、どんどん疲れていっていた。
「なんでこんなことでへこたれてるんだろう」
そう思って、自分の“弱さ”に嫌気がさす日が続いて。
”繊細さ”は“恵まれてる”ことかもしれない
でも、ふと今日、こう思ったんです。
これって、むしろ「恵まれてる」ことなんじゃないかって。
だって、精神的に強くなりたいと思っても、
それって努力してすぐなれるものじゃない。
本当に「強い」人って、
繊細で、傷つきやすくて、でもそれでも何度も立ち上がってきた人だと私は思うんです。
「傷つかない人=強い人」じゃない
鈍感な人は、そもそも「傷つく」ことが少ない。
だから葛藤も、乗り越える必要も少ない。
結果的に「自分と向き合う機会」も少ない。
それって、逆に「強さを育てる土台」が築けていないのかもしれない。
だからね、
「私HSPだから」「私、ガラスのハートだから」って、
ただ自分の繊細さを“弱さ”として使ってしまうのは、もったいないなって思うんです。
繊細さは“武器”になる
せっかく人より豊かな感性を持って生まれてきたのに、
その強みを、自分自身で閉じ込めてしまっているようで。
鈍感でいられる人は“強い”んじゃなくて、
ただ“感じていない”か、“感じようとしていない”だけ。
本当の強さって、
ちゃんと感じたうえで、自分と向き合って、
ありのままの自分を認めて、
それでも前に進もうとする心なんじゃないかなと思います。
旅で出会ったのは、自分の「在り方」だった
旅をしていて一番驚いたのは、
景色でも食でもなく——
「自分自身の在り方」だったかもしれません。
いつも「楽しそう」「エネルギッシュ」と言ってもらえるけど、
その裏でたくさん揺れたり、迷ったりしている自分もいる。
でも、だからこそ感じたもの、受け取れたものがたくさんあって。
この“繊細さ”を、私はこれから「武器」にしていけたらいいなと思っています。
たまには、心に静けさを。
またしばらくしたら、誰かと出会って、笑い合ってるんだろうけど、
今だけは、少しの間、自分の心とだけ、静かに過ごしたいと思います🐕
日々頑張っている皆さんも、自分を癒す時間を作ってくださいね^^
皆さんが身も心も豊かであることを願っています。