イスタンブールで出会った人たちに、価値観を揺さぶられた2日間

1日に2度も詐欺の流れに巻き込まれるなんて、もう最後にしたい。
「日本人は平和ボケしている」なんて言われることがあるけれど、あの時の私は、まさしくその通りでした。
でもそれと同時に、トルコでは、今まで行ったどの国よりも人の優しさにも触れました。
良くも悪くも、不思議なことが次々と起こったトルコ旅🇹🇷

これは、イスタンブールの2日間で出会った人たちの話です。

イスタンブール1日目

一人で食事をしていたら、隣のカップルに声をかけられました。
「私たちの写真を撮ってくれませんか?」ただ2人の写真を撮っただけ。
それだけなのに、彼女さんはすごく喜んでくれて、
彼氏さんが「よかったら奢るよ」と、ご馳走してくれたんです。

え、そんなことある? 

ただただびっくりしました。トルコの人の距離の近さと、気前のよさに。

そのあと宿に帰ろうとしていたら、
今度は地元の5人組に声をかけられて、まさかのそのままラテンダンスイベントへ。

周りは、普段からレッスンに通っているような上級者ばかり。
そんな中に初心者の私がひとり混ざることになったのですが、
みんな本当に優しくて、1から教えてくれました。

ここまでは、ただただ「トルコの人たち、あたたかすぎる」そんな印象だったんです。

イスタンブール2日目

ブルーモスクへ向かう途中から、流れが一変しました。

タクシーを降りた瞬間、
さっきまでドライバーとやりとりしていた人が、まるで出待ちしていたかのように現れて。

気づけばそのまま案内され、家族がいるという場所へ連れて行かれ、
彼のいとこは日本語がペラペラで、、、話しているうちに家庭料理まで出されました。

しかもこの時、私は警戒していなくて、普通に食べてしまったんです。

でも今思えば、あれも全部、このあとの営業を断りづらくするための流れだったんだと思います。

怖かったのは、いかにも悪人という感じではなかったこと。
むしろ親切で、文化的で、あたたかい人たちに見える。

だからこそ断りづらいし、だからこそ気づいた時には、もう相手の流れの中に入ってしまっている。

あの時、私は笑うことしかできなかった

この時、夏目漱石の『虞美人草』の
「愛嬌というのはね、自分より強いものを斃す柔らかい武器だよ」
という言葉を思い出していました。

相手は男性。私は明らかに弱い立場。
正面から勝てる相手じゃないと、本能的に分かっていた。

だから、笑うことしかできなかった。それしか武器がなかったんです。

できるだけ怖がっていることを悟られないように。
相手を刺激しないように。
いつもの笑顔とは全然違う、必死の作り笑顔でした。

表面上はにこにこしていても、内心はずっと怖かった。
「このあと高額請求されるのかな」「どうやって逃げよう」
気づけばそんなことばかり考えていて、出してもらった食事も喉を通りませんでした。

このあとの詳細は『世界まき』YouTubeをご覧ください。

やっと一人になれて、少し気持ちを落ち着けたくてベンチに座りました。
すると隣のベンチに、トルコ人の女性が座っていて、そのスカーフの巻き方がとても綺麗で。
せっかくなら本場の巻き方をしてみたいと思って、「教えてほしい」とお願いしてみました。
すると彼女は、自分が今つけていたピンを外してまで、私のスカーフを整えてくれたんです。

なんて優しいんだろう。

しかも最後にはハグまでしてくれて、その優しさには本当に救われました。

……ただ、完成した自分をカメラで見たら、
丸顔の私には驚くほど似合っていなくて、そこは自分でもちょっと失笑。

でも、こういう現地の人のやさしさには、本当に救われます。

やっとブルーモスクに入ろうとしたその時。

今度は同年代くらいの少年に声をかけられ、またしても【詐欺】の流れに巻き込まれました。

そこを助けてくれたのは日本語を話せるトルコ人でした。
助けてくれた人が詐欺だと気づいてくれて、警察を呼ぼうとした時
詐欺師は「兄貴を呼ぶ」と言ってすぐに年上の男性がもう2人現れた。

もしあの場に助けてくれる人がいなかったら女ひとり自分はどうなっていたんだろう。
今思い返しても、ぞっとします。

助けてくれた方によると、

一度“詐欺だ”と見抜かれた相手は、
しばらく様子を見たり監視したりすることもあるそうです。

だから今の私が一人になるのは、むしろ危ないとその後も助けてくれました。

怖い思いをたくさんした日だった。

でも、正しい人を信じた先には、
感動や、人の優しさに触れる瞬間があって、どんな絶景に出会うより心が満たされることがある。

一人では見られない景色が、たしかにそこにある。

でも、今回のことで強く思ったのは、誰でも信じちゃダメということです。

もう懲り懲りです^^

でも同時に、誰も信じられない人生より、正しい人を信じられる方がきっと豊かだとも思いました。

だから私は、
人を見る目を、生涯かけて磨いていきたいと思います。

このあと高熱を出してダウンしましたが、それでも、いい旅でした。トルコ🇹🇷

世界まき より

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